旅芸人の冒険の書

理想を求めアストルティアを旅する旅芸人の記録。【ドラゴンクエスト10 プレイ日記】

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ごきげんよう、クヌギです。今回は旅芸人には重要な「笑顔」の話。


僕はよく笑顔が似合わないと言われる。
まったくもって失礼な話だと思わないかい?


そう思って鏡の前に立ち、笑顔を作って数枚パシャリ。
ああ、友人たちは客観的な意見を述べてくれていたんだ、ということに気づいたんだ。

嘲笑う
苦笑いの写真。

僕の所属しているチームにはスベリ芸を得意とする友人がいる。
いつも素敵なスベリ芸を決めてくれるから、僕も最高の苦笑いで返していた…つもりだった。

ある日、「そのしぐさ何?嘲笑う?」と聞かれてしまったんだ。

嘲笑う


当たってるのかも。


微笑む
これは微笑む。

静かな笑顔というものは素敵なものだ。だから僕もなるべく、静かに、優雅に微笑むよう心がけていた。……つもりだった。

友人達のコメントは「悪いこと考えていそう」「首痛くならない?」。

まさかこんな所で首を痛めていた原因を知るなんて思わなかったよ……

笑う
これは普通に笑っている時の写真かな。

僕は大きく口を開いて、豪快に笑うことが苦手。
口の中を見られるって、なんだか恥ずかしくないかな?
だからついつい口を隠す。女性みたいな癖だけど。

そんな僕の笑い方を見た、同じパーティの人の一言。

「クヌギさんの笑い方、おばちゃんみたい」

おばちゃん!?

失礼な話だ。僕は若い!チームでヤング担当だってやっているんだよ!!そんなわけ……



井戸端
あるね。

うわあ。


……うわあ

何よりも、わざわざパーティードレスまで用意した自分に、うわあ。(この写真のためだけに借りた)


笑顔ができない旅芸人なんて、絶対ダメだ。
そう思った僕は、今日も鏡とにらめっこ。



笑顔

にっこり!

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師匠と出会って数日が過ぎた。
まだ短い修業期間だけれど、僕は確かに強くなっていった。
ボケで魔物を笑わせる事も多くなったし、タップダンスの動きのキレもよくなってるのが自分でもよくわかる。
厳しい修業だけれど、それでも僕は楽しんでやっていた。好き事だったからだろうか。

でも、楽しい修業生活にも影が見える。
世界各地で起こっている旅芸人殺害事件。恐らく犯人はあのグレムリン達だろう。
まだ生きていたなんて…

ポルファン師匠が出かけ、一人になった僕は自主練習のためにミュルエルの森に向かった。
だけど、フォステイル広場にたどり着いた時、僕は……人が殺されてしまう場面に出くわしてしまったんだ。
……恰好からみるに、その人も旅芸人だったのだろう。彼は謎のピエロの素早い剣技にズタズタにされ、膝をつき倒れた。
応急蘇生呪文を唱えたけれど、それより先に三匹の小悪魔の火球がボロボロの体を焼いた。
それまで人だった、人々に笑顔を与えるはずだった彼は……一瞬で消し炭になってしまった。
こうなってしまったらもうザオもできやしない……。

殺人ピエロと三匹の悪魔が僕を見つけた。僕はフォステイル広場の中央へ進み、睨み返す。それと同時に腰に差した短剣に手を添えた。
……戦いの専門職じゃないけど、僕は戦わなくちゃいけない。旅芸人にだって、意地はあるんだ。



やあ、ごきげんよう。クヌギです。
今日は短剣の話をしようかな。

僕は旅芸人を目指しはじめた時から武器は短剣を使おうと決めていた。
あまり芸人らしくない!と言う人もいるかもしれないけれど、僕らは芸人であり、旅人でもある。
冒険の旅というのは危険や困難と隣り合わせ。戦いだけではなく工作や調理にも使える短剣は、旅人の必需品だと僕は考えたんだ。
元々勇者達の活躍を綴った神話が好きで、小さい頃から剣と盾を持って旅をしたい!と思っていたのもあるけれどね。

僕がツスクルを卒業して旅立ち、各地を回って色々な冒険者と組んだけれど、意外と同じ短剣使いとはなかなか出会わなかった。
だからかな、僕が短剣をふるうと驚く声をよく聞いた。

短剣は小さくて斧や剣ほど破壊力はない。
だけど、その器用さを生かしたトリッキーな戦術が得意な武器なんだ。

スリープダガー。眠りの魔力を刃に染み込ませ切り付け、魔物を眠りに誘う短剣術。
新米冒険者の時は自分の実力がよくわかっていなかったから、無茶な相手に挑んでしまうことが多かった。
そんな時にはこの技を使い、うとうとしている内に逃げる、というやり方でなんとか生き抜いてきたよ。
魔物の群れが現れたらこれで数匹を無力化して、安全に戦ったりね。

そしてヒュプノスハント!
これは眠っていたり混乱していたりと、うまく考えられない状態の敵に反応して強力な一撃を放てる技だ。
そのまま放っても普通に切り付けるよりもはるかに強くて、あまり魔力も消費しないから長い間主力として使っていたよ。

ヴァイパーファング。毒の魔力を染み込ませて切り付ける、ダークな技だ。
毒は効く相手と効かない相手がはっきりしているけど、効く相手にはすごく有効なんだ。
毒に犯してしまえば、あとは守りに徹すれば確実に相手の体力を削ることができるからね。
そしてなによりも、短剣術奥義の真の力を引き出すスイッチなんだ。
眠りと比べると地味…なんて、馬鹿にしちゃいけないよ。

短剣術奥義、タナトスハント。
毒や麻痺みたいな、体の不調に反応して切れ味が増す強烈な技だよ。
普通の相手に使うとヒュプノスハントと一緒だけど、条件がそろえば斧や両手剣にだって負けない威力になるんだ!
さらに毒は眠りと違って、攻撃したら治るなんてことはない。自然治癒するまで強烈な攻撃を打ち放題だ。


短剣はそのほかにも「魔力を集める事が得意」という不思議な力をもっているよ。
全体的に燃費もいいし、余程の相手じゃないと魔力の枯渇の心配がないという所も魅力だね。

旅芸人だなんて、それほど戦闘が得意じゃない職業だったけれど、
それでもここまで戦い抜いてこれたのはこの短剣のおかげだ。


木枯らし
これが今の僕の相棒、木枯らしのダガー。
これより前にも、様々な短剣に出会い、助けられてきた。そしてこれからも。
僕は、この素晴らしい武器に敬意を払いたい。

短剣に触れたことのない人も、一度試してみたらどうかな?
他の武器とは一味違う、トリッキーでダーティーな魅力に溺れてしまうかもしれないよ。


旅芸人として旅を続けていた僕は三匹の魔物に襲われた。
グレムリン。オルフェア地方東に多く生息している悪魔の子供だ。
修業後、休憩しているときにどこからともなく現れ、不意に攻撃してきたのだ。
彼らは「旅芸人は皆殺し」と物騒な歌を口ずさみながら巨大な火球を作り出した。
中級火炎呪文、メラミ…本来ならばグレムリン程度じゃ使えない強力な呪文だ。
修業の後で疲れていた僕はかわすこともできず、死を覚悟した……

だけどいつまでも炎は僕の体を焼かなかった。
恐る恐る目を開けると、そこにいたのは一人のプクリポの旅芸人。
彼の呪文、バギクロスがメラミとグレムリン達を吹き飛ばした。
僕は立って礼を言った。
彼はさっきまで戦っていたとは思えないほど、のんきな声で喋った。

「なはは、最近は物騒だからねえ。旅芸人が魔物に狙われるって噂、聞いてねえかい?」
「いいえ……僕はつい最近旅に出たばかりなので……」
「おお、そうかそうか。ルーキーか。若いっていいなあ。なはは」
「ははは……」
「それなら、オイラの所で修業しねえか?あいつら程度にゃ負けないくらいには鍛えてやるよお」

意外な言葉だった。それと同時にチャンスだった。
先ほど彼の唱えた呪文は旅芸人の中でも特にレベルの高い人しか使えない呪文なんだ。
そんな人に鍛えてもらえるのなら、僕の目標も近づくかもしれない。

「へ?い、いいんですか?」
「ああ、構わないさあ。丁度オイラも弟子がほしくてね……お前さん、名前は?」
「クヌギと言います!アズランのクヌギです」
「クヌギかあ、オイラはポルファン。旅芸人ポルファンだ。よろしくなあ」

これが僕とポルファン師匠の出会いだった。


ごきげんよう。旅芸人のクヌギだよ。今日は僕の師匠を紹介するね。

この人がオルフェア西に住むプクリポ族、ポルファン師匠です!

ポルファン師匠
師匠と僕。
可愛らしい人だよね。

僕は彼から様々な事を学んだよ。助けてもらった事だってある。
芸の基礎から旅芸人としての考え方、笑いの極みの存在……とかね。

ポルファンの小道具
ポルファン師匠の商売道具。いつかあの輪っかを譲り受けたい。

彼は僕の師であり、恩人であり、一つの目標なんだ。
だから彼に近づくために、様々な挑戦をした。
辛い修行、イメージトレーニング、そして……




2ポルファン流

見た目。

彼は語り部の服に旅芸人の衣装下という奇妙なファッションを好んだんだ。
スカーフにへそ出しという軽快でおしゃれな服に強いピンクのタイツが存在感を引き立てる。
誰が呼んだかポルファンスタイル。

彼に近づくためには、彼の恰好にも注目するべきだと僕は考えた。
ポルファンスタイルをベースに、バザーで売られていた「ごきげんな帽子」と自前の「ぐるぐるメガネ」をプラス。
圧倒的な存在感を僕は手に入れた。



ポルファン師匠
ふふ、お洒落ですね師匠。でも……


2ポルファン流
僕の存在感に勝てますか!?

これを着てグレン城下町に立っていると凄く目立つね。
通行人が明らかに僕を見ているもの。
ふふ、これで僕もポルファン師匠に近づけたかな?

これは僕の勝負服として常に鞄の中に入れてある。
イベントごとで着ている事も多いから、見つけたら「ポルファンスタイルだ!」「かっこいい!」と叫んでね。
僕とのお約束だよ。


余談だけど、友人に見せたら「クヌギご機嫌だね」とだけ言われたよ。
なんだか引っかかる物言いだなあ……


僕は幼い頃、とある魔物の旅芸人に出会った。
彼の芸は素晴らしかったよ。まず体の張り方が違った。熱湯風呂なんて目じゃないほどに、彼は体を張った。
ボケのタイミング、間の置き方…ジャグリングの技術、ダンスのキレ。今でも鮮明に覚えている。

だけど、町の人たちは彼を追い出した。当時から魔物による被害は多かったからね。
町の人々が恐れたのも無理はない話なんだ。

だけど、僕は彼に魅かれた。彼自身にも、旅芸人の魅力にも。
僕の師匠はオルフェア地方に住むプクリポ族、ポルファン。だけど僕に芸の素晴らしさを教えてくれた最初の師匠は……
馬頭悪魔の旅芸人、ルルルリーチだった。



僕の芸の初披露の話をしよう。
ツスクルを卒業して、僕は各地を旅しながら修業した。
野営技術、戦闘技術……もちろん芸の技術も。

そうして僕はついに旅芸人の基本にして最大の技といわれる「ボケ」を習得したんだ。
僕は嬉しかったよ。それまではひたすら短剣の攻撃とホイミ、切り札のヒャドで戦ってきたからね。
これで僕も胸を張って旅芸人を名乗れる。そう思うとワクワクが止まらなくなって夜のオルフェアを飛び出した。
人は覚えた事を披露したがるものなんだ。僕も例外じゃなかった。

初めての観客はスライムベスを選んだ。
いつもにこにこ顔で、喜んでもらえそうだったから。

緊張を飲み込み、息を吐く。さあ、見てくれ。これが僕のボケだ!
呪文の詠唱!頭上に現れる金ダライ!召喚されたタライは重力に逆らうことなく一直線に僕の頭に落ちる。
頭に軽い衝撃が走る!響く金属音!すかさず僕はふらつくステップを踏み、そして…決めポーズをとった。

体を張った、非の打ちどころのない完璧なボケだった。
最初のボケの感動を僕は忘れないだろう。
「ああ、僕は旅芸人としてボケをしたんだ」と思うと涙が出そうになったよ。

僕はしばらく余韻を楽しみ、そして感想を聞くためにベスの方を向いた。

ベス



寝てたよ。




町へ戻った後、僕も寝た。もちろん不貞寝さ。



旅芸人クヌギ

Author:旅芸人クヌギ
ナイフと小ビンは冒険の必需品だよ。
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つまり、写真を転載したり、いじったりしないでねって事だよ。

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