旅芸人の冒険の書

理想を求めアストルティアを旅する旅芸人の記録。【ドラゴンクエスト10 プレイ日記】

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僕は幼い頃、とある魔物の旅芸人に出会った。
彼の芸は素晴らしかったよ。まず体の張り方が違った。熱湯風呂なんて目じゃないほどに、彼は体を張った。
ボケのタイミング、間の置き方…ジャグリングの技術、ダンスのキレ。今でも鮮明に覚えている。

だけど、町の人たちは彼を追い出した。当時から魔物による被害は多かったからね。
町の人々が恐れたのも無理はない話なんだ。

だけど、僕は彼に魅かれた。彼自身にも、旅芸人の魅力にも。
僕の師匠はオルフェア地方に住むプクリポ族、ポルファン。だけど僕に芸の素晴らしさを教えてくれた最初の師匠は……
馬頭悪魔の旅芸人、ルルルリーチだった。



僕の芸の初披露の話をしよう。
ツスクルを卒業して、僕は各地を旅しながら修業した。
野営技術、戦闘技術……もちろん芸の技術も。

そうして僕はついに旅芸人の基本にして最大の技といわれる「ボケ」を習得したんだ。
僕は嬉しかったよ。それまではひたすら短剣の攻撃とホイミ、切り札のヒャドで戦ってきたからね。
これで僕も胸を張って旅芸人を名乗れる。そう思うとワクワクが止まらなくなって夜のオルフェアを飛び出した。
人は覚えた事を披露したがるものなんだ。僕も例外じゃなかった。

初めての観客はスライムベスを選んだ。
いつもにこにこ顔で、喜んでもらえそうだったから。

緊張を飲み込み、息を吐く。さあ、見てくれ。これが僕のボケだ!
呪文の詠唱!頭上に現れる金ダライ!召喚されたタライは重力に逆らうことなく一直線に僕の頭に落ちる。
頭に軽い衝撃が走る!響く金属音!すかさず僕はふらつくステップを踏み、そして…決めポーズをとった。

体を張った、非の打ちどころのない完璧なボケだった。
最初のボケの感動を僕は忘れないだろう。
「ああ、僕は旅芸人としてボケをしたんだ」と思うと涙が出そうになったよ。

僕はしばらく余韻を楽しみ、そして感想を聞くためにベスの方を向いた。

ベス



寝てたよ。




町へ戻った後、僕も寝た。もちろん不貞寝さ。



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旅芸人クヌギ

Author:旅芸人クヌギ
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